ミステリ読みまくり日記 〜書評(ネタバレあり)

通勤時間に読む、日本のミステリとその他小説をとりあえず書き留める
 

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2016年02月26日

書評691 倉知淳「片桐大三郎とXYZの悲劇」

こんにちは、曹源寺です。

自宅のパソコンが壊れ、タブレットも通信機能が壊れ、ウォークマン代わりに使っている昔のスマホもイヤホンがうまく接触しなくなり音がこぼれるようになってしまいました。
パソコンは4年半くらいでハードディスクがダメになってきましたので、まあしょうがないのかなあと思います。

ちょっと考えれば分かるのですが、家の中の電化製品にはそれぞれ寿命というものがありまして、減価償却的に計算してみると、一年間で消費する電化製品の金額というものが出ると思います。

まず、イニシャルコストを出してみます。購入金額ですね。一家四人の世帯でざっくりと出してみるとこんな感じでしょうか。
@パソコンとその周辺 → 15万円
A映像、音響機器   → 10万円
B冷蔵庫       → 15万円
Cその他キッチン周り → 40万円
D洗濯機、掃除機   → 25万円 
E照明器具      → 10万円
F電話など通信機器  → 10万円
G空調機器      → 30万円
H理美容機器     → 3万円

これらをそれぞれの寿命(テキトー)で割ってみますと
@5年 → 3万円
A10年→ 1万円
B10年→ 1.5万円
C10年→ 4万円
D10年→ 2.5万円
E20年→ 1万円
F3年→ 3.3万円
G10年→ 3万円
H5年→ 0.6万円

かなり乱暴な計算をしましたが、合計すると一年間に19.9万円かかる計算です。つまり、家の中の電化製品は毎月1.6万円のコストがかかっていると考えるべきなんですね。
逆に考えると、毎月1万円の積み立てをするとそれぞれの寿命が尽きたときに買い替えがスムーズに進むということになります。
それにしても、通信機器の寿命が短すぎますね。スマホは中国や台湾などアジア製品が世界的にも高いシェアを持っている分野です。日本製品が圧倒的にシェアを獲得している分野でない限り、エレクトロニクスはその製品寿命も短いと考えたほうがよさそうです。

それにしても、シャープの迷走とか東芝の凋落とか日本を牽引してきた大手エレクトロニクスメーカーのダメダメっぷりが半端ないですね。元気なのは産業用に強い日立製作所と三菱電機くらいで、民生用主体の企業は軒並みアカンです。こうなったのは製品寿命と関係あるのですかね。まあ、買い替えが進んでいないのは魅力的な製品に乏しいというのが真っ先に浮かびますが、それも要するに「まだ使えるから買わなくてもいいか」という理由なわけでありまして、このへんは表裏一体のような気がします。


内容(文藝春秋HPより)

この一冊で、エラリー・クイーンのX・Y・Zの悲劇≠ノ挑戦!
歌舞伎俳優の家に生まれたものの、若くして映画俳優に転身、世界的な人気を博す名監督の映画や、時代劇テレビシリーズなどに主演し、日本に知らぬものはないほどの大スターとなった片桐大三郎。
しかし古希を過ぎたころ、突然その聴力を失ってしまった――。
役者業は引退したものの、体力、気力ともに未だ充実している大三郎は、その特殊な才能と抜群の知名度を活かし、探偵趣味に邁進する。
あとに続くのは彼の「耳」を務める新卒芸能プロ社員・野々瀬乃枝(通称、のの子)。
スターオーラをまき散らしながら捜査する大三郎の後を追う!
「ドルリー・レーン四部作」を向こうに回した、本格ミステリー四部作をこの一冊で。
殺人、誘拐、盗難、そして……。最高に楽しくてボリューム満点のシリーズ連作。


曹源寺評価★★★★★
警察も頼りにする腕利きの探偵が芸能界の大御所という、なんとも不思議な設定で売れたのが本書であります。2015年末発表の「このミス」7位、「文春ミステリ」6位にランクされました。
語り部となるのは大学を出て芸能プロダクションに入社した野々瀬乃枝で、時代劇スターにして芸能界の大御所である片桐大三郎の付き人兼通訳であります。通訳というのは、片桐大三郎が聴力を完全に失ってしまったために、パソコンを持ち歩き相手の話を入力してみせる役割を果たしているからであります。
なんとも奇妙な設定ですが、これが実に見事なまでに小説としての味付けに成功しているのです。
誰もが知る時代劇スター、警察の捜査現場にもずけずけと入り込んでズバッと犯人を当てるなんてちょっと痛快ではありませんか。三船敏郎と高橋英樹を足して2で割ったような強烈なキャラクターから滲み出る

『時代劇成分』がとてもステキな味付けをしてくれます。

そして、本書タイトルのとおりエラリー・クイーンの4部作をオマージュした作りこみがなされています。エラリー・クイーン作品の主人公であるドルリー・レーンも聴力を失った元役者ですから、オマージュというよりパクリに近い設定ですが、現代風アレンジが素晴らしいので全く違和感なく受け入れられます。
倉知センセーの著作はあまり良く知りませんが、ファン的には結構どぎつい描写や後味の悪いストーリーを織り込むことで人気みたいですね。本書もひとつふたつ後味悪い作品が紛れ込んでいますが、

真実が明かされた瞬間に後味が悪いという二重のショック

が病みつきになりそうで恐いです。





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2016年02月23日

書評690 柚月裕子「孤狼の血」

こんにちは、曹源寺です。

先日、少しニュースになったのが「プロ野球16球団構想」というやつです。産経が採り上げたのが、静岡市において地域活性化を目的に数千万円の予算を計上し誘致活動を支援するというニュースでした。これを踏まえて、新潟や静岡、愛媛、沖縄あたりが声を上げるのではないかという機運が高まったのですが、大手新聞社はこれを全く報じていません。J-CASTニュースがこの黙殺状態を報じてちょっと話題になっています。
政府は消費者庁を徳島に、JAXAを相模原から秋田へ移転させようとしたりして地域活性に力を入れようとしていますので、政府の思惑とも合致しそうな案件だと思います。しかし、新聞各社はファン層が分散することで自社お抱えの野球チームが衰退(売り上げ減少)する懸念をぬぐえないからだと思いますが、各社とも相当に反発するのではないかと噂されています。

この思想、本来は逆であるべきなのですが、既得権益を死守しようとする愚かな上層部が閉鎖的なマーケットに固執して自爆するという未来が見えてきそうです。
一時的には新設したそれぞれの地域にファンが分散するでしょうから、たとえば静岡にいる読売巨人軍ファンが静岡にできた新しい球団に鞍替えすることはあると思います。
しかし、野球人口の増加、地元への経済貢献、野球市場全体の底上げ、など副次的な効果は大きいでしょうから、長期的に見ればプラスになることのほうが大きいのではないかと思います。実際、南海からダイエーに移って福岡を拠点にした現ソフトバンクホークスや、仙台に移転した楽天イーグルスは地域に多大な貢献をしています。いまやパ・リーグのほうが強いし人気もありますね。

某新聞社のドンがかつて球団買収阻止で暗躍した歴史がありますから、新リーグ構想にはアレルギーがあるのかもしれません。都合の悪いことは報道しない、相変わらずの新聞各社でありました。

内容(KADOKAWA HPより)
わしは捜査のためなら、悪魔にでも魂を売り渡す男じゃ。
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。
正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく―−。


曹源寺評価★★★★★
2015年発表の「このミス」3位、「文春ミステリ」14位に食い込んだのが本書であります。このミスと文春でこんなに差がついたのは、作者の柚月センセーがこのミス出身者であるということと無関係ではないのかもしれません(笑
という色眼鏡はさておき、本書は昭和63年の広島を舞台にしたマル暴刑事の活躍を描いた力作です。ちょっと前までは893の本場といえば広島、という感じでしたが、いまは福岡北九州のほうがメジャーになっていますね。まあ広島は菅原文太オヤジが広島弁で「おどれも吐いた唾、飲まんとけよ」ほか数々の名言を言い放ったおかげもあるのかもしれませんが。
そんな広島の、呉原市という(おそらくは呉市がモデルの)所轄に配属となった日岡刑事を語り部として、捜査二課班長の大上刑事のハチャメチャぶりをハードボイルドチックに書き上げています。悪徳刑事といえば悪徳なのですが、筋の通った悪徳刑事ですからいわゆるダーティー・ハリーです。個人的に印象深い悪徳刑事は逢坂剛センセーの「ハゲタカ」シリーズで登場する禿富鷹秋刑事ですが、本書の大上はちょっと違う印象ですね。
そんな大上の活躍と違法捜査の数々が後半で大きな転機を迎えることになります。
そんじょそこらの警察小説とは異なるこの大きな展開、このあと一体どうなってしまうのだろうという読者の焦燥感を手玉に取った作者の思惑に、自分もすっぽりとはまってしまいましたよ。
そして、最後の最後に読者は本書のタイトルの意味を知ることになります。あぁ、

これは凄絶なる師弟の絆の物語でありました

と。正義を守ることの意味とその手段の天秤は組織に埋没していては果たすことができないのだと。それこそが「孤狼」の真の姿であると。
最後のやっつけ感は多少残念に思うかもしれませんが、むしろこれで正解だったのではないかと納得できるところもあります。それ以上に読後、タイトルの真の意味を知ってグッとくるのですよ。つまり、ヤクザの抗争は

単なる味付けでしかなかった

ということですわ。すごい。ある意味これは斬新というか、真の意味での警察小説です。恐れ入りました。





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2016年02月19日

書評689 佐々木譲「犬の掟」

こんにちは、曹源寺です。

花粉症、始まりましたね。春が憂鬱になったのはいつからだろうかと思ったら、大学生の時にはもう花粉症だったのでもう30年近く患っているわけですね。アレルギーというヤツは慣れるということがないだけにつらいです。

さて、今年はリオ五輪や伊勢志摩サミット、米国大統領選挙などのイベントが待ち構えておりますが、国内では参議院選挙もあります。場合によっては衆議院選挙とのダブル選挙になるのでは、との観測もあります。
選挙が近くなると増えてくるのが政治家の舌禍事件です。マスゴミはこういうのをネタにしたくてしょうがないみたいですね。
今年に入ってからのネタをまとめますと、自民党議員の失言を記事にしたものがズラリと並びます。
高市早苗・総務相
2/8:民主党奥野議員の質問に答えるかたちで、放送局が放送法違反を繰り返した場合、電波法に基づき電波停止を命じることが実質的に可能であると答弁し各社から猛批判。
丸川珠代議員
2/8:東京電力福島第一原発事故への対応で国が追加被曝線量の長期目標とした年間1ミリシーベルトの数値について、「科学的根拠ない」と自身が講演で発言、翌日陳謝。
島尻安伊子・沖縄北方担当相
2/9:閣僚後の記者会見で「歯舞諸島」を読めず、秘書官に聞く。
丸山和也議員
2/17:朝日新聞報道によると『アメリカは黒人が大統領になっている。これ、奴隷ですよ。建国当初、黒人、奴隷が大統領になるなんて考えもしない。ダイナミックな変革をしていく国だ」と述べた。』


失言だけでも10日間でこれだけ出てきました。このほかにも甘利大臣収賄容疑事件(収賄では立件できないですが)、ゲス不倫宮崎事件がありますね。なんとかして自民党政権を揺さぶって、選挙までに追い詰めたい思いがひしひしと伝わってきます。

しかし、高市総務相の発言は官僚答弁ですし、総務相の立場から言えば至極無難な内容です。
島尻沖縄北方担当相はおバカとしか言いようがありませんが、北海道新聞も「ほぼまい」と書いて恥ずかしい思いをしていますのでおあいこということで。
丸川議員の発言は数字に科学的根拠がないのが事実ですからしょうがないですね。言わなければいいだけの話です。
そして丸山議員の発言ですが、これは発言の全文を読めば趣旨が異なることが理解できます。マスゴミの都合の良い切り貼りをまたしても目の当たりにしました。
問題なのは奴隷発言ではなくて「51番目の州」の方だと思います。日本は米国の属国ではありません。

一方の民主党ですが、16日に中川正春元文部科学相がやらかしています。甘利明前経済再生担当相が睡眠障害で自宅療養していることを引き合いに、「いよいよ攻勢を掛けていきたい。安倍晋三首相の睡眠障害を勝ち取ろう」とあいさつした、というやつです。この発言のほうがよっぽどゲスだと思います。

自民党にダメージを与えたいなら、山田賢司議員の金銭疑惑を告発した秘書が自殺した事件のほうがよっぽど闇が深そうです。ちゃんと報道したら視聴者は食いつくんじゃないですかね。

テレビ局の報道関係はちゃんとした調査報道ができなくなっているようです。やっぱりいっぺん停波したほうが良いんじゃないかと思います。


内容(新潮社HPより)
迷わず撃て。お前が警官ならば――。緊迫の四十時間を描く王道の警察小説。
東京湾岸で射殺体が発見された。蒲田署の刑事は事件を追い、捜査一課の同期刑事には内偵の密命が下される。所轄署より先に犯人を突き止めよ――。浮かび上がる幾つもの不審死、半グレグループの暗躍、公安の影。二組の捜査が交錯し、刑事の嗅覚が死角に潜む犯人をあぶり出していく……。比類なき疾走感で描ききる本格捜査小説。


曹源寺評価★★★★
久々の佐々木譲センセーによる警察小説でありました。今回は東京都大田区蒲田という中小企業の工場が建ち並ぶ街が舞台であります。ベンツの中で発見された射殺体と、過去の事件(にもなっていない不明瞭な事故)との関係を蒲田署に勤務する門司と波多野の刑事コンビが追う。一方、今回の殺人事件をただの怨恨とはみなしていない管理官の特命によって、本庁捜査一課の松本と綿引が別のスジから事件を解明しようとする。
このふたつが交錯した時、事件の真相が浮かび上がります。
スピード感があるうえに、ベテラン刑事の聞き込み、尋問、取調べ、被疑者との駆け引きなど会話の妙というべきところが実にうまいです。具体的に書きますと、相手のセリフの後に、その言外に何を匂わせているのかについてきちんと描写しているところでしょうか、相手が時計をチラッと見る→もう話は終わりだというメッセージ、とか、相方が電話をしていてその表情やしぐさから会話の内容を感じ取ろうとする→思わず目が合って阿吽の呼吸、みたいなやつとか、こうした臨場感溢れる描写が本当に巧いんですね。佐々木譲センセーのこの表現力、実に参考になります。
じっくり読んでいくと、中盤くらいでだいたい犯人の目星がつくようになっていますのでネタバレはしませんが、複数の事件を絡めていくとパターンとしては

何らかの共通項が見つかりました→こいつが犯人やったわ

、というやつですね。
それにしても、佐々木譲センセーの小説舞台はいつもいつもなかなかに斬新奇抜です。「代官山コールドケース」みたいにタイトルからして露骨な場合もあれば、「砂の街路図」では北海道の架空の街(小樽と函館を足したような)を作り上げて地図まで貼りこんでいました。今回は実在の街、大田区蒲田でした。ずいぶんとディープな街を選んでくれたものです。蒲田の東側、糀谷とか大鳥居、それとその北側の大森南あたりは自分も外回り時代によく行かされていましたので非常に懐かしい感じです。大森南は陸の孤島のように遠かったです。昭和島は本当の陸の孤島でした。あの辺は電車とバスで行ってはいけない場所ですね。せっかくだからタイトルにも入れてあげれば良かったのにと思います。





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2016年02月16日

書評688 東野圭吾「ラプラスの魔女」

こんにちは、曹源寺です。

先日、ツイッターで毎日のようにラーメン二郎を完食ならぬ完飲していたhabomaijiroさんのツイートが突然終了したことで波紋を呼びました。
最後のツイートが
アクシデント発生の為、二郎巡りが困難な状況となりました。 このお報せを以って更新を終了します。 ありがとうございました。 Fin
ですから、何があったのか?と思う気持ちは当然です。
一方、小説家の桐山秀樹先生が15日に逝去されました。ホテルの一室で心不全だそうです。桐山先生は糖質ダイエットの先駆者で、自身が糖尿病を患ったことで自己体験も著作として発表するなど精力的に活動を続けておられたそうです。
なんだか、この二つのニュースを読むと、なんでも突き詰めればよいというものではない、特に食べ物に関してはほどほどにせなアカンのではないかと思ってしまいます。

さて、先日からマスゴミだけが騒ぎ立てているのが高市総務相発言というやつです。
毎日新聞の2月11日記事がこれ
<高市総務相発言>「電波停止」 波紋広げる理由とは
放送法・電波法を巡る主な政府答弁
◇「総務省の従来見解」か「表現の自由を損なう」か
放送局の免許権限を持つ高市早苗総務相が、政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、電波停止を命じる可能性に言及したことが波紋を広げている。総務省の従来見解との見方もある一方、局の存廃につながる権限行使に国会で繰り返し触れたことに、憲法学者や放送業界から「表現の自由を損なう」との批判が出ている。
(以下、略)

侮日新聞は社説でも攻撃しています。
2月10日の社説がこれ
総務相発言、何のための威嚇なのか
高市早苗総務相が衆院予算委員会で放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、電波停止を命じる可能性に言及した。
「再発防止が十分でないなど非常に極端な場合」というが、強制的に放送をやめさせる停波に踏み込んだのは唐突であり、異様である。権力の露骨な威嚇と言わざるを得ない。 (以下、略)


全文読むのもアホらしいですわ。
マスゴミ各社は報道の自由を脅かす発言だ、自民党は猛省しる!とばかりに攻撃していますが、これ別に自民党が急に持ち出したものではなくて、民主党議員の質問に答えただけですがな。今回の騒動は国民みんながあきれかえっておりますよ。
マスゴミの欺瞞の数々をまとめると
・高市発言は民主党議員の質問に答えただけで別に恫喝しているわけではない
・同じ質問に対する答えを民主党政権時代に平岡議員が同じ回答をしている
・放送法が法的拘束力を持たないとかマスゴミが勝手に言っているだけ
・そもそも放送法は昔から存在しているのにいまさら何を言っているの?
・そもそも電波は国民のものであって、放送局は半独占的に借りているだけ
一週間前の発言にもかかわらず、昨日の報道ステーションでも採り上げられていたそうですね(観ていませんが)。
放送法は第3条で放送番組編成の自由を謳い、第4条で国内放送等の放送番組の編集等としてその公平性を負う義務を謳っております。つまり自由と責任ですな。その責任のほうをことさらに採り上げては「これは努力目標だから義務ではない」などとぬかしている訳ですよマスゴミは。これを欺瞞と言わずして何と言うのか。最近のマスゴミの言い草が本当に酷いのが良く分かる事例でした。


内容(KADOKAWA HPより)
作家デビュー30周年記念作品――彼女は計算して奇跡を起こす。
円華という女性のボディガードを依頼された元警官の武尾は、彼女の不思議な《力》を疑いはじめる。同じ頃、2つの温泉地で硫化水素事故が起きていた。検証に赴いた研究者・青江は双方の現場で円華を目撃する――。


曹源寺評価★★★★
安定の東野作品、今回は作家デビュー30周年記念作品だそうです。ここ10年の安定感はすごいの一言ですね。
さて本書は、2つの温泉地で発生した硫化水素による事故を調べる大学教授の青江が遭遇した少女、羽原円華が持つ秘密の謎に迫ると同時に、この2つの事故が本当に事故だったのかという疑惑を追及していくというストーリーです。
不思議な現象とミステリ。まさに東野センセーの独壇場であります。なぜこのテーマをガリレオシリーズとして書かなかったのか?という素朴な疑問はありますが、湯川を登場させてしまうとおそらく整合性がつかなくなるのだろうなあと推察します。ガリレオは理屈に合わないことは納得できませんからね。
えー、つまりですね、本書は「ガリレオ」ではなくて「ナミヤ雑貨店の奇蹟」や「パラドックス13」古くは「秘密」みたいな感じですね。
学者の青江、不思議な能力の持ち主である円華、事件を追う刑事の中岡、謎の独立行政法人などなど、複雑な人間関係が交錯しますが、そのなかで浮かび上がってくるのは衝撃の事実でありました。
登場人物が繰り出す謎の力、ですが、本書に近い内容としては高野和明センセーの「ジェノサイド」がありますね。本書に登場する二人は(以下、ややネタバレ)

このジェノサイドで登場したいわば「ニュータイプ」(@ガンダム)のような能力の持ち主なわけですが、さまざまな作家センセーがこうした未来人みたいな描写をされると、もしかしたら

人間ってこういう進化を遂げるのではないか

とリアルに思ってしまいますわ。
本書は別に泣けるわけではなく、また、どんでん返しがあるわけでもありませんが、ぐいっと惹きこまれる何かがありました。それが何かは分かりませんが(笑





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2016年02月12日

書評687 柴田哲孝「クズリ」

こんにちは、曹源寺です。

本日の株式市場はついに15,000円を一時割り込んでしまいました。円高→株式暴落→国債暴騰→円高のループであります。
まあ、円高というよりはドル安なんですが、欧米の景気が悪すぎます。中国は言うに及ばずですから、溢れまくった世界中の資金がある程度日本に向かうのは致し方ありません。これまで欧州の景気を一手に引っ張ってきたドイツが、難民問題とVW問題でこんなにズタボロになるとは誰が予想したでしょうか。ドイツが吹っ飛んだら欧州は壊滅ですな。
先日書いた、バルチック海運指数も290まで下落していましたよ。(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
この触れ幅の大きいマーケットが収束するのはいつなのでしょうか。来週が恐いですわ。。。



内容(講談社小説現代HPより)

クズリの英名はウルヴァリン、「小さな悪魔」とも呼ばれ、ヒグマすら恐れない獰猛なイタチ科の動物である。そのクズリの異名を持つ暗殺者が、十数年ぶりに日本に舞い戻ってきた。東京でウクライナの工作員が、横浜でハーブ屋の男がそれぞれ射殺され、警察庁外事情報部の中瀬は二件の殺しに麻薬が関係していることに注目し、犯人と見られるクズリの過去を洗い始める。
同じ頃、覚醒剤の運び屋が韓国の仁川空港で摘発され、供給担当の男が金を持って日本に逃亡、潜伏する。その男を追って香港黒組織の殺し屋二人も日本に入国、闇に姿を消す。
男たちの思惑と意地が火花を散らし、危険ドラッグの横行、ウクライナ情勢などリアルな世界を背景に展開するハードボイルド・サスペンス!


曹源寺評価★★★★
殺し屋系ハードボイルドサスペンスというやつは非常に面白いのですが、先が少し読めてしまうところ(ミステリファンは先読みしますからね)があってあまり「どんでん」などを期待できないんですよね。
本書もそのひとつで、多少ありきたりな場面が目についてしまうのは致し方ないと思います。主人公のロンホワン(狼に灌という字のさんずいがけものへん→なぜか出てこない)はロシア人?ウクライナ人?セルビア人?と日本人のハーフで殺し屋。しかも超一流。古い拳銃で一発で仕留めますが、悪人には3発打ち込みます。あまり掴みどころのない性格で謎も多い設定です。これに日本のヤクザと中国・韓国・北朝鮮のマフィアも絡んでお互いのメンツを賭けた戦いに発展していくわけですが、だいたいこうした殺し合いの果てというのは主人公が生き残るか死ぬかの二者択一しかないですもんね。
これに女を絡めて、あとは警察を語り部的に配置すればストーリーは勝手に動き出すようなもんです。
安直だと言ってしまえばそれまでですが、ここに柴田センセーらしい世界情勢の分析と中国マフィアの実態を味付けして、さらに無駄な表現を削ぎ落とした圧倒的なリーダビリティでグイグイと読ませるあたりはさすがとしか言いようがありません。ほぼ一気読みでした。

期待値が高すぎるからかもしれませんが、

柴田センセーの著作はやはり目が離せませんので読み続けることにしましょう。

あと、本書は横浜が舞台になりますが、本牧のあたりは懐かしくて再訪したくなってしまいました。





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2016年02月09日

書評686 翔田寛「真犯人」

こんにちは、曹源寺です。

日銀がマイナス金利という大技を繰り出したので、マーケットが大揺れです。日経爆下げやないですか。。。
日銀はとにかく市場にキャッシュをばら撒いて消費しろーと叫びたいのでしょうが、いかんせん需要がないわけですわ。我々貧乏人に関しては住宅ローン金利の低下という恩恵がありますが、住宅ローンさえ組めない貧困層はどうすればいいんですかね。お金を借りたらマイナス金利分だけキャッシュバックしてくれるなら喜んで借りますが、借りた金はやはり返さなければ成りませんから月々のキャッシュフローが良くなるならばともかく、そうでなければ借りてももてあますだけですね。

ところで、タブレット端末が正常に機能しなくなりましたよ。NEXUS7買ってもうすぐまる2年ですが、何をやってもダメだ。動かなくなったスマホは文鎮というらしいですね。ヤバイ、これも文鎮になりそうです。ネットでいろいろ調べて試行錯誤するしかないかなぁ。


内容(小学館HPより)
2015年ミステリー界のダークホース!
東名高速道路裾野バス停付近で、男性の他殺死体が発見された。被害者・須藤勲は41年前、息子・尾畑守を誘拐されており、遺体は発見されたが事件は未解決のままだった。静岡県警の日下刑事は、須藤の死と誘拐事件に関連性があると捜査を開始する。尾畑守くん誘拐事件については、時効直前の昭和63年夏、県警の威信をかけて再捜査が行われていた。日下は再捜査の指揮をとった当時の管理官・重藤成一郎元警視に面会を求める。
41年前、静岡県で起きた幼児誘拐事件。
26年前に時効成立した事件が、いま再び動き出す。
二度敗北した静岡県警に、三度目の機会はないはずだった。


曹源寺評価★★★★★
乱歩賞作家にして時代小説系をメインとする翔田センセーですが、久しぶりに警察モノを出してこられました。しかもテーマが誘拐。翔田センセーは「誘拐児」で乱歩賞を受賞されていますので、もともとこのジャンルには強いお方であります。
昭和49年に発生した未解決の児童誘拐事件と現代の殺人事件。二つの事件を解くために動き出した静岡県警。おー、なんともスリリングで警察小説の王道を行くような内容です。
時効寸前に再結成された特別捜査班の邂逅シーンはとても圧巻です。個性溢れる刑事たちが3つのスジ読みを行い、それぞれの動きをシリアスに描いてくれていて、

これぞ刑事モノの傑作

と言わしめるほど内容の濃い、そしてレベルの高い作品に仕上がっています。
この手の警察小説は佐々木譲センセーが得意とするところでありますが、情景描写はそれほど多くありませんし、暗い感じもしないので本書のほうが気持ちが沈むことはありません。
さらに、ヒントとヒントがつながったとき、事件の構図がふっと浮かび上がったとき、登場人物もさることながら

我々読者もグッとくる場面

が少なからずありますので、あぁ、知らぬ間に事件の真っ只中に飛び込んでいた自分がいたわ、と思うくらいのめり込むことができます。
久々に完成度の高い作品に出会えました。翔田センセーのますますのご活躍を祈念いたします。

追伸
「文春ミステリ」も「このミス」も20位までに入れていませんが、個人的には本書が2015年に刊行された本の中では10位以内に入れても良いと思う作品でした。





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2016年02月05日

書評685 井上尚登「女神の嘘 金融探偵七森恵子の事件簿」

こんにちは、曹源寺です。

週刊文春ファンであると公言してきましたが、最近の文春のスクープ連発は改めてスゲエなあと思いました。甘利の件はやりすぎだとは思いますが(贈賄の場面にカメラマンが同席していたみたいだからアウト)、ベッキーと清原はお見事でしょう。

逆に言えば、その他の媒体は全然元気ないですね。昔のフライデーのような熱気が懐かしいです。フライデー凋落の理由は諸説ありますが、一般大衆に写真スクープ需要が減少したからという分析もありました。でも、芸能人ゴシップ需要は底堅いということがベッキーの件で露呈しましたね。やりようによってはまだまだ調査報道(という名のパパラッチ)も工夫(というか市場開拓)の余地がありそうです。


内容(BOOKデータベースより)
金融界の寵児・財田剛の長女の結婚式に現れた東都経済新聞の記者・西山照明が不審な死を遂げた。
一方、金融探偵・七森恵子は、覚醒剤所持の罪で服役していた旧友の遠藤環を出迎える。
その直後、恵子は追いかけてきた円経済研究所の調査員・秋場弦太のベンツに無理やり乗せられ、円詠一から強引に仕事を依頼される。
依頼内容は、財田の運営する巨大ファンド“モネタ・ファンド”の調査だった。
毎年確実に利益を上げ、リーマンショックの年ですら利回りを叩き出したという奇跡のファンドーその秘密を探るべく、恵子はパートナーである如月浩二郎とともに潜入捜査を開始する。
しかしそこで思いもかけない人物と再会しー。


曹源寺評価★★★★
井上尚登センセーは横溝正史賞を受賞した「T.R.Y.」が面白かった印象がありますが、それ以来読んでいませんでした。実は結構リーダビリティあるし、テーマも面白いし、ちょっとしたどんでんもあったりしてもっと活躍して欲しい作家センセーの一人であることを最近思い出しましたよ、と。
本書には副題がついていまして、「金融探偵 七森恵子」というやつですが、金融探偵で思い出すのは池井戸潤大センセーであります。井上センセーよりも前にズバリ「金融探偵」という作品を上梓されていますので、なんだか最初は焼き直し感がありました。
本書は2007年に刊行された「クロスカウンター」の続編というか第2弾で2013年の本になります。クロスカウンターを読んでいませんでしたが、なんとか内容にはついていくことができました。でも間が空きすぎですね。
主人公の七森恵子は企業に潜入して不正や秘密を探る調査員という役どころで、今回は日本有数のヘッジファンドに潜り込んで真実を暴こうというものです。「クロスカウンター」でも企業に潜入してその秘密を暴くという調査スタイルだったので、なんだかとてもスリリングですね。この辺はの作りこみはオリジナリティがありまして、池井戸センセーとは全く様相を異にしています。
金融業界にまったく基礎知識がない人、あるいは興味のない人、ヘッジファンドって何よ?くらいの知識の人にはちょっとだけ敷居が高いお話だと思いますが、井上センセーの本は総じて読みやすいですので

ついていこうと思えばいける

のではないかと思います。
いろいろと巻き起こる事件も、犯人をミスリードする仕掛けがあったり、ちょっとしたどんでんもあったりしますので十分に楽しめると思います。
思えば、金融系のミステリは池井戸センセーが企業小説とか泣ける系に行ってしまわれたので、もしかしたら席が空いているのではないかと思います。乱歩賞デビューの作家センセーも金融ミステリとかではあまり候補にも挙がってきていませんね。お、チャンスか?





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2016年02月02日

書評684 福田和代「ゼロデイ 警視庁公安第五課」

こんにちは、曹源寺です。

自分は携帯電話がガラケーで、スマホの代わりにタブレット端末を利用しています。ちょうど2年前まではスマホだったのですが、ガラケー+タブレット(LTE)の組み合わせのほうがトータルコストが低いということに気付きまして代えたのです。それにスマホって毎日充電しないとすぐに電池切れ起こすのが非常に面倒くさいですね。

そのタブレットの調子が最近ずっとイマイチで、SIMカードの認識が甘かったり通信できなくなったりしていました。そしてついに先日、「通信サービスはありません」というメッセージが恒常的に表示されるようになり、Wi-Fi以外での通信ができなくなってしまいました。

こういうトラブルに馴れていない人間はLTEとかやっちゃだめですね。契約先に問い合わせでもメールでしか受け付けてくれないし、どこかに店舗があるわけでもないし、復旧に時間がかかりすぎます。
もうすぐ2年経過するからまた別の契約を考えたほうがよいですかね。。。

内容(幻冬舎HPより)
大手企業の幹部たちに届いた一通の手紙。それは、破滅への招待状だった。真相を探る二人の刑事と、テロ集団との攻防を描いた長編ミステリー。
5人の大手企業幹部たちに、一通の脅迫状が届く。信頼も友情もなく、ある罪の鎖でのみ繋がっている彼らは、警察に届けを出すこともできない。そして、一人は行方不明になり、もう一人は拉致される。ベテラン刑事の寒川と、新米エリート刑事の丹野が捜査にあたるが……。5人の罪とは何なのか、そして脅迫しているのは誰なのかーー。刑事と犯罪グループとの駆け引きを描いた、爽快な長編ミステリー。


曹源寺評価★★★★★
福田和代センセーもまた、読まず嫌いで過ごしてきたセンセーの一人でありました。タイトルに魅かれて読んでみることにしたのですが、うーん、なんだこりゃ。
タイトルの「ゼロデイ」とは、『ソフトウェア上にセキュリティに関する脆弱性が発見された際、その問題が広く明らかになる前にその脆弱性を利用した攻撃が行われること』という意味だそうです。
本書のストーリーは、警視庁の犯罪データベースがサイバーテロ集団「クーガ」によるゼロデイ攻撃を受けて破壊される。そのとき、別々の企業に属する大手企業幹部の5人がクーガのトップである「マギ」から脅迫を受ける。この事件を追う公安5課の寒川と丹野が活躍する、、、というものです。
読了して最初の感想は「なんだか風呂敷広げすぎて包んでいるものが良く分かりません」でありました。あちこちでちぐはぐな印象です。
クーガという犯罪集団はまあ分かります。サイバー攻撃も時代性をよく反映していて面白いです。でも、こいつらの立ち位置が良く分かりません。この脅迫事件とゼロデイ攻撃事件があまり密接に結びついていないんですよ。
ブラックホークなる警備業者が登場するのですが、本書ではその存在が中途半端です。国内の治安悪化により民間警備業者の外資参入と武器携帯を可能にした「スーパーガード法」の法案が通ってすぐに国内で活動を開始するイスラエルの業者という設定は良いとして、なんだかとても中途半端な活躍です。と思ったら、「特殊警備隊ブラックホーク」という著書がすでにあったのね。つまり本書はブラックホークが日本に登場した時のお話ということになります。うーん、だったらタイトルも「ブラックホークU」とかにして、ここを中心に据えて書いても良かったのではないかと。
そして公安5課という設定ですが、こいつら主人公のくせにたいして働いていないなあ。それに公安の刑事ってこんなんじゃないし。先輩刑事が「お前は良い刑事になれる」とか後輩に言ってますが、

それは刑事課の刑事のセリフでしょう。


しかも丹野、お前は一体何者?
登場人物が入り乱れているにもかかわらず、最後は置いてけぼりにしたところがいくつもあるうえ、ラストはちっともすっきりしません。

(以下、こうなりゃもうネタバレだぁ)



そもそも「須藤」って誰よ

思わず前のほう読み返しちゃったじゃないか。それに丹野を操っていたのは誰なのよ?続編に期待するしかないの?
あ〜なんだかとてもモヤモヤ。





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posted by 曹源寺 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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