ミステリ読みまくり日記 〜書評(ネタバレあり)

通勤時間に読む、日本のミステリとその他小説をとりあえず書き留める
 

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2016年05月03日

書評708 樋口有介「少女の時間」

こんにちは、曹源寺です。

GW真っ只中、我が家はフツーに生活しております。2日の月曜日はなんだかんだ言っても子どもたちの学校はあるし、自分も働いているし、土日はいつもどおりだし、で、あまり変わらないですね。

さて、デーリー新潮の記事ではまたしても新聞の押し紙に関するネタがリリースされました。
新聞「押し紙」販売店主が告白 朝日30%読売40%日経20%産経26%毎日74%が水増しの店も?!
2月15日に日本記者クラブで行われた記者会見では、ゲストの杉本和行・公正取引委員会委員長に“押し紙が横行している”旨の質問が切り出された。「押し紙」とは、新聞社が部数水増しのため販売店に注文させて買い取らせる新聞のこと。会見からひと月あまり後、販売店からの「注文部数を減らしたい」という申し入れに了承しなかったことで、朝日新聞社が公取から口頭で「注意」処分を受けるという事態が起きていた。仮に朝日新聞の発行部数の30%が「押し紙」であれば、その数は約200万部となり、朝日は最大で収入の約27%を失うことになる。新聞社の最大のタブーである「押し紙」行為に手を入れられ、朝日の社内に大きな衝撃が走ったという。(以下、省略

本記事はYahoo!ニュースにもアップされましたのでかなりの人が目を通した可能性があります。新聞の末期症状が露呈したわけですが、毎日新聞の74%ってなんだこりゃ。本当に酷いですわ。岸井ヒゲはコメントを出すべきですね(笑

自分はずっと主張していますが、新聞は別に主義主張があっても良いと思います。ただ、「中立」とか「公正」とかいう主張と一緒になってイデオロギーぷんぷんの記事を書くから気に入らないだけです。押し紙とクロスオーナーシップの廃止を明確にして、独自色を出していけば生き残れるのではないかと思っていますが、もう無理かも知れませんね。。。
テレビはもっと酷いです。報道に関してはTBSがダントツに酷いかもしれません。テレビは国民の資産である「電波」を好き勝手に使ってろくに電波使用料も払わず、時に「報道しない自由」を駆使して真意を捻じ曲げるからむかついているのです。公正中立という点では電波のほうが新聞よりもはるかに重要視されなければなりません。これも毎日新聞の影響でしょうか。

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内容(東京創元社HPより)
月刊EYESの小高直海経由で、大森で発生した未解決殺人事件を調べ始めた柚木。二年前、東南アジアからの留学生を支援する組織でボランティアをしていた女子高生が被害にあった事件だが、調べ始めたとたんに関係者が急死する事態に。事故か殺人か、二年前の事件との関連性は果たして? 美人刑事に美人母娘、美人依頼主と四方八方から美女が押し寄せる中、柚木は事件の隠された真実にたどり着けるのか──。“永遠の38歳”の青春と推理を軽やかに贈る、最新長編。柚木草平初登場作『彼女はたぶん魔法を使う』を思わせる、ファン必読の書。


曹源寺評価★★★★★
樋口センセーはそれほど熱狂的なファンではありませんが、たまに良作にめぐり合える楽しみがありますので読むことにしています。
センセーの著作には「柚木草平シリーズ」というのがありまして、元警視庁捜査一課の警部補にしてジャーナリスト、色男でモテまくり、嫁さんと娘とは別居中というなんとも魅力的なキャラクター設定でコアなファンには人気を博しています。
東京創元社から出ている柚木草平シリーズは番外編を含めて全部で13作品もありました(!)。1年に1作品くらい発刊されているようですので「永遠の38歳」という別名がつくのもむべからぬことです。
このシリーズによくあるパターンは「美女がやたらと登場する」という非現実的なシチュエーションです。これに異を唱えてはいけません。我々男性諸君は

このありえない設定を楽しむのがルールであります。

本書は美人編集者と美人刑事、美人依頼者とその娘、さらには定番の美人元同僚、と美人だらけでハーレム状態な主人公ですが、性格が軽いと言われつつも意外と節度があったり、いい加減なようで元刑事の勘(というよりはセオリー)を遺憾なく発揮して自分なりの推理と結論を導き出しています。シティーハンターの冴羽遼というよりは、素のままの伊藤英明のほうがイメージが近いですね。
ただ、中盤までの展開がまだるっこしいのと、ミステリっぽさがほとんどないことが読む人を困惑させます。まあ、これはこれで雰囲気を楽しむのがよろしいのだろうと割り切れば、すらすらと読み進めることができますので苦痛ではありませんが。
これが樋口センセーの持ち味といえば持ち味ですね。





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posted by 曹源寺 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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