ミステリ読みまくり日記 〜書評(ネタバレあり)

通勤時間に読む、日本のミステリとその他小説をとりあえず書き留める
 

2016年01月19日

書評680 大倉崇裕「ペンギンを愛した容疑者」

こんにちは、曹源寺です。

テニスの全豪オープンが始まりました!当然のことながら、錦織選手には大いに期待しています。全米と全豪はハードコートですので、彼の修行の場であった米国に多いサーフェスです。全英や全仏はサーフェスが異なりますので、勝ち続けるためにはあと一工夫が必要ではないかと言われています。今年はこのまま勝ち進めば準々決勝でジョコビッチとぶつかりますので、あまり良いドローではありませんが、どの道どこかでぶつかりますので余力のあるうちに撃破してほしいものです。

最近は日本女子選手の影が薄いのですが、そんななかでも「大坂なおみ」選手に注目が集まりそうですね。大坂選手は本日、予選から這い上がって本戦の1回戦をストレート勝ちで突破しました。身長180センチから繰り出す200キロのサービスが武器です。こんな日本選手はいままでいませんでした。見た目も日本人ぽくありませんが、ハイチ人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフです。「和製セリーナ」の呼び声もありますが、ダイナミックなテニスで観客を沸かせてほしいと思います。

ハーフの快進撃は野球、陸上、ラグビーときてついにテニスにまで及んできましたよ。この先が本当に楽しみです。

内容(講談社HPより)
ペンギン屋敷の溺死体!秘められた「殺意の証拠」をアニマル推理で解き明かせ!
強面の窓際警部補・須藤友三と、動物係で天然系の巡査・薄圭子の警視庁「いきものがかり」の名(迷)コンビが大活躍!
さらに「ヤギ」「サル」「ヨウム」も出てきます。コミカル・アニマル・ミステリー傑作集!


曹源寺評価★★★★
「警視庁総務部動植物管理係」シリーズの第3弾です。このシリーズ、大倉センセーの作品群のなかでもけっこう面白くてはまっています。
犯罪被害者や加害者が飼育していたペットの世話を目的に設置された部署に、元警視庁捜査一課のベテラン刑事と、さまざまな動物に詳しい(詳しすぎる)巡査のコンビが事件を解決するという、なんだかテレビドラマのような設定ですが、なによりもこの二人のボケツッコミがくだらなさ過ぎて笑えます。
本シリーズは薄巡査がボケ、須藤警部補がツッコミです。ボケの破壊力が凄まじく、

時にはストーリーが頭からすっ飛ぶ勢い

ですので注意が必要です。
ただ、事件の推理についてはそれなりに的確で的を射ているため、読んで納得できますから論理が飛躍してはてなマークがいっぱいつくようなどこぞのくだらないミステリよりは面白く読めると思います。
本書シリーズは前作のような長編ではなく、連作短編のほうが面白く読めますね。あっさりしていますが、キャラクターが活きるし、スピード感が出ます。
大倉センセーはこうしたちょっと特徴ある方々を主人公に据えた連作短編が、もっともそのポテンシャルを発揮できているように思えます。福家警部補シリーズしかり、本シリーズしかり、ですね。





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posted by 曹源寺 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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