ミステリ読みまくり日記 〜書評(ネタバレあり)

通勤時間に読む、日本のミステリとその他小説をとりあえず書き留める
 

2016年06月07日

書評718 新野剛志「戦うハニー」

こんにちは、曹源寺です。

「不適切だが違法ではない」というのは流行語大賞ノミネート決定でしょうか。舛添都知事の件は一件落着とはいかせたくないですねぇ。
実際には「不適切でかつ違法である」と認定されてもおかしくないやつがありますね。調査が不十分すぎるので、ここはもう少し突っ込めば穴が開きそうです。違法である=政治資金規正法違反ということですから、これが認定されれば辞職は免れません。虚偽記載が疑われる事例を集めて裏取って追い込みましょう。

でもなぁ、次の都知事誰にするのかという、別の命題もあるんだよなぁ。R4とか嫌だしなぁ。宇都宮弁護士とかもっと嫌だしなぁ。橋下もダメだなぁ。都構想ってもうすでに都ですが何か。東国原も嫌だぁ。絶対スキャンダル狙い撃ちされるのが目に見えていますわね。まあ、タレントしか都知事になれないという都民の愚民化が一番悪いんだけど、ほかに選択肢はないもんですかね。。。

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内容(KADOKAWA HPより)
私立保育園「みつばち園」で、開園以来初の男性保育士として働き始めた星野親。女性ばかりの職場や、保護者からの偏見に戸惑いながらも、体当たりで子どもたちやその家族と向き合っていく。心温まる青春お仕事小説。


曹源寺評価★★★★★
新野剛志センセーの最新刊は保育所を舞台としたドタバタ系青春小説でありました。
主人公の星野親(ちかし)は有名大卒でサラリーマンを経験して、保育士に転じた変わり者です。女性ばかりの職場に戸惑い、偏見を受け、モンペアからの理不尽な要求に耐え、それでも真正面から保育という仕事に向き合っていく、若き青年であります。
物語はまあ、何と言うか、ドラマになりそうなありがち展開です。本書の全体から漂ってくるのは、新野センセーの名著「あぽやん」シリーズと同じ匂いなんですが、これってなんでしょうか。
ちょっと情けないけどひたむきな主人公、冷静で優秀な脇役、大御所の存在、仕事や人間関係を通じて分かってくる人生、

そして達観論と仕事の現実の挟み撃ち

などなど、まあいろいろと盛りだくさんです。
ただ、空港を舞台にした(それでもトラブルばっかりの)あぽやんと根本的に異なるのは、昨今の保育園事情があまりにもシビアすぎて笑うに笑えないレベルにあるということでしょうか。頭のおかしい保護者が本当に増えてしまいました。保護者だけではないですね、杉並区や目黒区の例にもありますが、子どもの声がうるさいとかいう当たり前の事実にクレームをつけるという老害も増えました。いっそのこと、暴走族が復活してくれて環七とか爆走しまくってほしいです。子どもの声くらいじゃ何とも思わないくらいの騒音社会になったほうが世の中少しはマシになるのではないかと思ってしまいます。
本作は連作短編の形式ですのでさらっと読めます。物語りも一気に加速していきますし読後感もまあまあさわやかです。





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posted by 曹源寺 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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